キーボード講座②:合言葉はスタートアップ!(必要な機材)
みなさんお久しぶりです。12日間の長い休暇が終わり、久々の出勤で体力の衰えをリアルに感じています。
そして、前回の記事から早くも日にちが空いてしまっていて、密かな危機感を抱いているます。まぁマイペースにと言ったので許してほしい。
さて今回は、キーボードを弾くために必要・あったほうがいい機材を紹介していきたいと思います。
キーボードってエフェクターとかはあんまり使わない分、重たい機材はすくないのですが、細かい機材はけっこう必要だったりします。そしてすぐ無くす。
とりあえず必要度が高そうなものから、説明していきます。
◎絶対に必要なもの(付属品を含む)
・ACアダプター
キーボードに電力を供給するために必要なもの。「AC」とか「電源」とかって言ってる人もいます。練習中に動きまくってるとこれに足がぶつかってよく抜ける。
JUNO-DSなど電池駆動できる機種も最近は多いですが、コスパや電圧の安定感、電池が切れる心配などを考えるとこれを使うほうがおススメです。(ショルキーとかを使うときは電池にしたほうがいいです。)
あと、取り扱い方や経年変化で接触が悪くなることもあります。なので、大事なライブのときのためにもう一本予備で持っておくのもおすすめします。(接触が悪くなったアダプターは使わないでください。演奏中急に電源が落ちる可能性がありますし、何より本体が壊れますので。)
※取扱い方はちょっと長くなるので、また別記事で。
・ペダル
キーボード本体に繋ぐことで、様々な機能を使えることが出来る装置です。(持ち歩くとちょっと重たい)
一番よく使う機能としては「サスティン」(サスティーンともいう)というもので、音を鳴らした後にペダルを踏むと、その音の余韻を保つことができます。そのため、サスティンペダルやダンパーペダル、ダンパーと呼ばれることもあります。
また、オルガンやストリングスの音色でペダルを踏むと、鍵盤から手を離しても、音を鳴らし続けることができます。これを利用して、空いた手でボリュームやボタンを触ったり、音色を切り替えたり、けっこういろんなことに使えたりできます。
あとキーボードの機種によってはサスティン以外にも音色の切り替えや、オクターブの操作など様々な機能を割り当てることもできます。
・ヘッドフォン、イヤホン
キーボードで鳴らしている音を聞くために必要。
キーボードは(スピーカーがついてる機種を除き)そのままでは音を鳴らすことができません。
キーボードにヘッドフォン、イヤホンなどを接続することで、初めて音を出力することができます。
基本的には「phone」と書かれているところに接続すればいいのですが、機種によって接続部分の規格が違います。
具体的には「イヤホン端子」と「シールド端子」の2種類あります。前者だとイヤホンでもそのまま接続できますが、後者だと穴が大きいため、後述のプラグが必要です。
・変換プラグ
イヤホン端子を、シールド端子に変換するために必要なもの。
モノラルとステレオがあるので間違えないように注意しましょう(とりあえずステレオ買っとけば大丈夫です。)
(上がイヤホン端子、下がシールド端子)
値段は楽器屋さんに行くと500円前後ですが、最近は100円ショップでも売ってのをよく見かけます。
無くしやすいので、けっこう色んな場面で使えるので、常に2つぐらいはもっててもいいと思います。(妖怪ピック隠しならぬ妖怪プラグ隠しは確かにいる)
・キーボードケース
運搬はもちろん、自宅で保管するときにも重要なアイテム(これからの季節湿気とかにも気をつけないといけないので)
値段は1万円ぐらいするものが多いので、キーボードを購入する際はキーボードケースがあるものを選びたいですね。人によってはケースにストラップとか缶バッチとかをつけているのも見ます。(オタクグッズで差をつけろ!)
◎持っておいて損はないもの(あったらいいもの)
・AUXケーブル
両端がイヤホン端子になっているケーブルです。
片方をスマホやウォークマンに、もう片方をキーボード本体の「AUX」端子(接続する穴)に接続することで、スマホやウォークマンの音源とキーボードの音を一緒に聞く(鳴らす)ことが出来ます。
練習に使えるのはもちろん、ライブでスマホなどに入ってるBGMを流したり、打ち込みを流したりとけっこう色んな使い方ができます!
値段も100円ショップで売ってるなどお手軽なので、是非買っておきましょう。
・シールド
キーボードとアンプを繋ぐときに必要なアイテム。
種類が色々ありますが、とりあえず「canare」あたりを買っておけば問題はないです。
スタジオやライブハウスでも借りられるところが多いですが、とりあえず1つはもっておきましょう。(僕は忘れて借りることも多いです)
・ゴミ袋
キーボードの防水対策に。ケースに2袋は入れておきましょう。
(ちなみにキーボードケースに防水スプレーを直接かけるという手もあります。)
・クロス
柔らかい布でも代用可能です。これで鍵盤や画面、ボタンを時々拭きましょう。(キーボードに唯一できるメンテなので)
◎いつか買ってもいいかもしれないもの
・キーボードスタンド
自宅で練習するように使います。やっぱり立って弾く練習はいるので。(でも大きくてわりと邪魔になりやすい)
楽譜を見るのに使用しまう。スライドでページを変えられるので紙の楽譜より便利です。あと、楽譜をグループごとに分けたりできるのでけっこう便利。
他にも紹介したいものはたくさんありますが、これぐらいで。本当にきりがないので。
次はいよいよキーボード本体を触っていければと思います。
また気長にお待ちいただければありがたいです。
ではでは。
キーボード講座 :番外編~キーボードやっててよかったこと~
ちょっと説明みたいなのが多かったので、ちょっとした雑談を。
散々キーボードは大変だとか、難しいとかばっかり書いてたので、ちょっとキーボードをやっててよかった話でもしていきたいです。
①音作りを誉められて嬉しかった
そのまんまの通りですね。やっぱりキーボードで1番難しいのか音作りで、時間も手間もすごくかかります。
でもやっぱりその分理想の音が出来たときは本当に嬉しいです!
特にセッションとかで本番前のリハーサルで演奏するときに頑張って作った音色を誉められると、めっちゃくちゃ嬉しいです!(わりとドヤ顔してる)
②他のパートより需要が高い
最初の記事でも書きましたが、アニソン関係のバンドだとキーボードがほぼ必須なわりに、キーボーディスト人口が少ないのが現状です。
なので、けっこう色んな人に「バンド組もう」って誘っていただけることが多いパートだと思います。
僕自身も今まで色んなバンドに誘っていただいて、それで交遊関係が広がったり、色んなイベントに参加出来たりして、本当にありがたいです。
③習っていたピアノをいかすことが出来る。
ちっちゃいときに習ってた習い事を今でも趣味でいかせられるのは、ある意味キーボーディストの特権ですね。本当に親に感謝。
④静かに練習できる。
キーボードは基本的にイヤホンやヘッドフォンを着けて練習するので、他の楽器よりわりと静かに練習出来る気がします。(グリッサンドなどの打鍵音に気を付けないとですが、、、)
⑤管理しやすい
キーボードは当然ですが、弦の張り替えとかが必要ないです。
他にもオプション機材もあまり買わなくてすむので、全体にメンテナンスが楽です。もしかしたら初期投資だけで、1番お金からないかも。
他にもいっぱいありますが、キーボードは大変な部分もあるけど、楽しい部分も本当にたくさんある楽器です 。
自粛期間中に家で出来るキーボードを習ってみては?
キーボード講座①~What's the KEYBOARD!?~
とりあえず書くといったので、自分のやる気が落ちないうちに、書いていきたいと思います。
今回は第1回ということで、
「キーボードって何?」ってことや
キーボードのメーカー等について説明出来ればと思ってます。
◎キーボードって一体何?
キーボードというのは、電子楽器で、ピアノを演奏するように鍵盤を操作することで、音を鳴らすことが出来ます。
こんなやつです。(僕のメインキーボードのMODX)
よく「ピアノ」との違いを質問される人が多いみたいですが、ピアノとの大きな違いはこんな感じです。
●ピアノ
①電気を使わずに演奏することが出来る(電子ピアノ、ステージピアノを除く)
②スピーカーやヘッドフォンに繋がなくても音を鳴らすことが出来る
③手のタッチにより強弱や表情をつけやすい
④鍵盤が重たい
⑤「ピアノ」の音色に特化している(電子ピアノなどを除く)
⑥持ち運びには向いていない(ステージピアノを除く)
●キーボード
①電源を繋ぐ、電池駆動するなど、電気がないと演奏出来ない。
②スピーカーやヘッドフォンに繋ぐことで音を鳴らすことが出来る(内臓スピーカーをもっているタイプもあり)
③ピアノに比べて、手のタッチによって強弱などをつけにくい
④鍵盤が軽い
⑤ピアノ以外にもオルガンやギター、シンセ、ドラムなど様々な音色を鳴らすことが出来る。
⑥持ち運び出来る機種も多い(30Kgぐらい重い機種もありますが、、
ピアノから入ったひとにとっては、「③」と「④」がけっこうネックだったりしますね。
特に音量の変え方には大きな違いがあります。
ピアノは基本的に鍵盤を押さえる強さで強弱をつけますが、キーボードは前述のとおりピアノほど強弱をつけにくいです。
それに対し、キーボードは手のタッチではなく、キーボードのボリュームを操作して音量の上げ下げをします。
つまみであったり、上下のスライダーとか色々タイプはありますが、どの機種も分かりやすいところに置いていることが多いです。
あと音量についても「0~128」の間で数字で設定されてることが多いので、慣れればすごく分かりやすいです。数字で見えるので。
◎キーボードの機種などについて
さて、キーボードについておおまかな説明をしましたが、実際にどんなのがあるか、解説出来ればと思います。
まず、キーボードは色んなメーカーさんが販売しているのですが、そのなかでも「Roland」「YAMAHA」「KORG」が3大メーカーと呼ばれていて、特に使用率が高いです。
キーボードはメーカーによって使い勝手や音色の特徴などがけっこう違います。
具体的に伝えるのは難しいですが、
・YAMAHAはピアノやストリングスが使いやすい
・Rolandはライブパフォーマンスに強い
・KORGはオルガンやシンセが独自で替わりが聞きにくい
といったようにそれぞれの強みをもってます。
あと、キーボードには価格帯によってランクがあり、
高いものから
・フラグシップ(20万円以上)
・ミドルクラス(10万円~20万円程度)
・エントリークラス(10万円以下)
といった 分類に分けられます。
フラグシップは20万円以上の高価格のキーボードで、各メーカーで1番性能がいい機種がある場合が多いです。
また、完全にプロが使うようなモデルで、音色や性能も他のクラスとは比べ物にならないぐらいいいです。
弱点としては、重量も30Kg以上あるようなものが多く、運搬が困難なものが多いです。(鍵盤は性能がよければよいほど重くなる傾向がある)
・主な機種
KRONOS(KORG)、FANTOM(Roland)、MONTAGE(YAMAHA)
●エントリークラス
エントリークラスは価格帯が安いキーボードで、重量も軽く(重くても6kg程度)、持ち運びにも便利です。
また、プリセット(最初から入ってるいる音色)も取り扱いやすいものが多く、セッションなどでも使われることが多いです。
ただ、他の価格帯のものに比べると音作りの幅は狭く(音色を2音までしか重ねられないなど)、ある程度キーボードを弾けるようになると、物足りなくなってくると思います。
・主な機種
JUNO-DS(KORG)、MXシリーズ(YAMAHA)、KROSS(KORG)
●ミドルクラス
・ミドルクラスは2つの価格帯の中間です。
音色もフラグシップほどではないですが、本格的で、
かつ運搬可能な重量になっています。(前述の僕の使用機材のMODXもこれです。)
・主な機種
MODX(YAMAHA)、FAシリーズ(Roland)、KROME(KORG)
とりあえずキーボードを初めて弾かれる方は、エントリークラスを買ってみるのがいいと思います。キーボードの基本が分かるので。
そのエントリークラスでも、僕が実際に触ったことがある、MXシリーズとJUNO-DSについて解説したいと思います。
◎キーボード解説~MXシリーズ~
MXシリーズはYAMAHAのエントリークラスのキーボードで、それぞれ鍵盤数の違う
・MX-49(49鍵)
・MX-61(61鍵)
の2つのラインナップがあります。
(写真は僕が使っているMX-49です。)
特徴としてはとにかく軽くて、(MX-49は4.5Kgぐらいだそうです。)、本当に持ち運びに便利です。
また、YAMAHAということもあって、ピアノはもちろん、オルガンやエレピ(エレクトリックピアノ)、ストリングスなどの生楽器系の音色がすごく使いやすいです。
あとは、YAMAHA全般の特徴ですがピッチベンド(音の高さを変更できるホイール)と、モジュレーションホイール(音にビブラートなどの変化を与えられるホイール)がそれぞれ独立してて、使いやすいです。(Rolandなどは2つがくっついていることが多いです。)
◎キーボード解説~JUNO-DS~
JUNO-DSはRolandのエントリークラスのキーボードで、スタジオなどでよく見る「JUNO-di」の後継機です。
(これは僕の使っているJUNO-di)
JUNO-DSの特徴としては、とにかく使っているユーザーが多いです。もしかしたら日本で1番多いかも。
また最近だと、ガールズバンドの「SILENT SIREN」や、バンドリの「Poppin'Party」のキーボードの「市ヶ谷有咲」および担当声優の伊藤彩沙さんが使っていることでも人気です。
あと大きな特徴としては、ライブ向きの機能がたくさんあることです。
そのなかでも3つの機能が特徴的です。
①D-BEAM
②ボコーダー
③フレーズパッド
①D-BEAMは「Rolandのキーボードといえば、D-BEAM」といえるぐらい特徴的な機能です。
具体的にいうと、キーボード本体にセンサーがついていて、そこに手をかざすことで、レーザー音を鳴らせたり、音にビブラートをかけたり、音量を抑えたり色んな機能を使えることができます。
ライブ中でもかなり目立ってけっこうカッコいいです。
②はキーボード本体にマイクを繋ぎ、そこにしゃべりかける&鍵盤を演奏することによって、「ロボットボイス」のような声を出すことができます。
(参考:「アンデット・ダンスロック」の1:08付近)
https://youtu.be/rjqlh5kXjP8
③フレーズパッドとは、JUNO-DSで追加された昨日で、本体右部分にある8つの正方形のボタンのようなものです。
ここを押すことでUSBメモリーに保存されている、音楽データや効果音を鳴らすことができます。
こんな感じでライブに向いているような機能をもってるのがかなりの強みです。
◎キーボード解説まとめ
●MXシリーズ
・とにかく軽い
・ホイールが使いやすい
・ピアノやストリングス、オルガン、エレピなど生楽器をメインを使いたい人にオススメ
●JUNO-DS
・ライブ向けの機能が多い。
・使っている人が多く教えてもらいやすい。
・バンドリやSILENT SIRENと同じ機材を使いたい人にオススメ
まとめると、特徴はこんな感じですね。
(KROSSは使ったとこないです。またいつか触ってみたいです。)
キーボードは種類が多くて迷ってしまうと思いますが、この記事がちょっとでも参考になったらありがたいです。
次はキーボードを練習するにあたって必要な機材などを紹介出来ればなぁと思っています。
結局たくさん記事を書いてしまった。手が痛いです。
ではでは~
キーボード講座書いてみます。
はい、久しぶりの記事です。
あっという間にGWも終わってしまいましたね。
僕はというと、新型コロナの影響で(GWも含めた)9月ぐらいまでのスタジオとライブの予定が無くなってしまってました。
部屋の掃除をしたり、久しぶりに宅録にチャレンジしたり、デレマスやガルパのイベント走ってみたり、オンライン飲み会をやってみたり(5回ぐらいした)、時々カメラ片手に散歩したり、意外と充実したGWだった気もします。運動不足で体重は5Kgぐらい増えたけど。
さて、タイトルの通り、このブログでキーボード講座なるものを始めてみたいと思います。
4年半ほど前から色んなセッションに参加させてもらったり、自分でもセッションをやってきたけど、思うのはとにかくキーボードプレイヤーが少ないこと。
正確にいうと、キーボード人口は少なくはないけど、僕がいるアニソンコピバン界隈のキーボードの需要がありすぎる。
◎キーボーディストがなぜ少ないのか
何でキーボードが少ないか。Twitterでも時々挙がる話題だけど、ちょっと考えてみます。
①ギターやボーカルなどに比べてマイナー感がある。
最近はofficial 髭男dismとかKing Gnuとか鍵盤をフューチャーされてきたバンドも増えてきたけど、基本的にそこまで目立つ楽器じゃない気がする。
ギターとかベースとか、ドラムとか未経験でやってみたいってのはよく聞くけど、キーボードを未経験でいきなりやってみたいっていうのはあんまり聞かない気がする。(ピアノ経験者が多い)。
あと編成的にもキーボードがないバンドもよくあるし(これは仕方ないけど)、コピバンとかやるときはキーボードがメンバーにいると、キーボードが入ってるバンドや曲を入れないといけない制約がかかってしまうのもあるんだろうなぁ。
②教えてくれる人、教材が少ない
これはそのまんまですね。純粋にプレイヤー人口が少ないと当たり前ですけど、教えられる人が少なくなりますね。
あとピアノの教則本はよく見るけど、キーボードの教則本コーナーで楽器屋でもあんまり見かけない気もします。最近だとバンドリのキーボードの教則本がすごく分かりやすかったけど。
③演奏するハードルが高い(特にアニソン界隈)
最近のアニソンは特になんですが、本当に曲の構成が凝っていて、演奏するのが難しいです。(これは他の楽器でもそうだけど)
あとキーボードは他の楽器よりも演奏しないといけないパートがすごく多いです。
ギターは、ギターパート(2パートを1人でしないといけないこともあるけど)、ベースはベース、ドラムはドラムってなってると思います。
キーボードの担当パートはと言うと、
・ギター
・ボーカル
・ドラム
・ベース
上記以外の全部です。そうそれ以外の全部。
つまり、ピアノもストリングス(バイオリンとかの音)、シンセもオルガンも鉄琴
あとSE音(しゅわーとかなってるやつ)とか、パーカッションとかも担当することが多いです。
ちょっと具体例を挙げてみます。
◎DESTNY / 765ALLSTARS
アイドルマスターの4年前の曲で個人的にすごく好きな曲ですが、この曲のイントロ部分(0:00~0:20)を聞いてみます。
https://youtu.be/XDSPECaTAUE
聞いてみると、とにかくキーボードが目だっています。
実際に使われてそうなパートを挙げてみると、
・ストリングス
・ピアノ
・ブラス
・ベル(ブラスとユニゾン)
・シンセ(バッシング)
本当にたくさんあります。正直これを1人で全部弾くのは無理です。カイリキーとかにならない限り不可能です。
なので、実際にこれを1人で弾けるようにするためにはアレンジが必要なのですが、
・たくさんあるなかでどの音色を弾くのか
・それぞれの音色をどのタイミングで弾くか
・それぞれの音色にどんな音作りをするか
・それぞれの音色をどの音階で弾くか(耳コピ)
・それぞれの音色をどんな音量で弾くか
etc..
正直色んなことを考えないといけないので、すごく大変です。
あと曲によってはマルチキーボード(キーボードを2台以上並べて演奏)も必要なんで、そうなるとまたキーボード同士の特性の理解とか、音量管理とかけっこうめんどくさいです。
◎キーボーディストに必要な能力
ではキーボードを弾くために必要な主なスキルはというと
①鍵盤を正確に演奏する力
②音色を再現、作成する力(音作りなど)
③バンドでキーボードを合わせる力(音量バランスや各楽器との兼ね合い)
④音階を聞き取る力(耳コピ)
たぶんこのあたりが大事なんだろうなって思います。
「①鍵盤を正確に演奏する力」
これは楽器を演奏するうえでの基礎力。指を正確に動かしたり、リズム感を鍛えたり。。。って感じのです。
たぶんピアノを習ってた人ならたぶんこの力がすごくあると思います。(僕はピアノ通ってきたはずなのに、すごくこのあたりが苦手です。)
②「音色を再現、作成する力(音作りなど)」
いわゆる「音作り」ってやつです。
「ここでこんな音色を弾く」とか、
「ここのオルガンはちょっと高音域を強調して」とか、
「ここのシンセにはこんなエフェクトをかけて」とか、
「ここはピアノとストリングスを一緒に鳴らすから、ピアノとストリングスを4:6ぐらいのバランスに混ぜて」とか、
そういうやつです。
正直することが多くて大変ですが、すごく大事です。
やっぱりキーボーディストの違いが出てくるのがここですし、どんだけ弾くフレーズが安定してても、音色がしっかりしてないと、「あれ?」って違和感を感じることが多いですね。
③「バンドでキーボードを合わせる力」
バンドは当たり前ですが、自分だけでなく複数人でするものです。
前述の①②が出来ていても、
・音がでかすぎる
・逆に音が小さすぎる(ソロが聞こえないとかよくあります・・・)
・リズムがバンド全体からズれている。
とかだとバンドで合わせたときに問題になります。
あとは、本来ならギターが2人必要な曲をするときに、ギターが1人だけのときとかに
鍵盤でギターパートの補助をすることもあるし、
逆にキーボードが原曲にない曲にキーボードを混ぜるときとかにもこの力が必要です。
④「音階を聞き取る力」
いわゆる耳コピ力です。ほとんどのアニソンは楽譜がないです。
特にキーボードはさっきのように複数のパートがあるので、耳コピが大変です。(はっきりいって修行)
あと、ギターやベースだったらTAB譜がネットで挙げてくれてたりしますが、キーボードはまずないです。
そして、いざ耳コピをしようとすると、コードと単音どっちもたくさんあって、すごくめんどくさいです。(やっぱり修行)
◎まとめ
んで、キーボードに興味をもってくれる人を増やすためにどうしようかって思ってたんですが、
Twitterとかみてると「キーボードやってみたい」って人がけっこういるんですよね。
なんで、僕の出来る範囲でキーボードについてブログとかで教えられたらなぁって思ってます。STAY Homeだしね。
ただ、キーボードを教えるってといっても、ピアノとかを1から説明できる力は僕にはないです。。。
なので、「ピアノとか触ったことあるけど、キーボードはないや」って人とか、
「キーボードとりあえず買ってみたor買ってみたいけど何をすればいいか分からない」って人向けな感じになると思います。
あと僕自身もまだまだ知らないことが多すぎるので、あくまでキーボードを始めるちょっとしたきっかけになってくれたらみたいな感じで思ってるので、生暖かい感じで見守っていただけたら嬉しいです。
とりあえず無理のないようにマイペースに記事を更新出来ていければなぁって感じです。飽き性なのでいつまで続くかは分からないけど。
久しぶりに長い記事書いた気がします。
たぶんここまで長い記事は作らない気がしますが、のんびり見守ってくれたら嬉しいです。では。
とりあえず復活
はいさい!お久しぶりです。マルクマスです。
前の記事を見てみたら3年前。本当にお久しぶりですね笑。
特に今回は内容とかはないですが、
一人暮らしだったり、デレ7th大阪のこととか、
キーボードのこととか、美味しいご飯屋さんのこととか
アニミティーライブに出るMAJIのこととか、
わりとTwitterだと書ききれないことが増えてきたなーって
感じです。
わりと面倒さがり屋人間なので、みんなが使ってるnoteに
登録するのもなぁって感じなので、
ぼちぼちこっちもマイペースに復活出来ればなぁって感じです。
いわゆる予告ってやつですね。
とりあえず、コロナ怖い&イベント中止とか見るたびに気持ちが下がりますね。
ではではー
BEYOND THE 2016!
みなさまあけましておめでとうございます。
今年初めて(そして3ヶ月ぶりに)の記事ですね!
では新年開けたばっかりですが、ブログを更新していなかった10月からの振り返りをしていきたいと思います。
~10月~
・2日 第5回アイマスセッション
・9日 第19回アニミティー
・15日 シンデレラ4th SSA1日目「Brand New
Castle」
・16日 シンデレラ4th SSA2日目「346Castle」
・30日 第4回アニミティーライブ(ANIROCKXX
X!!!・728PRO ALLSTARS)
今見直してもイベント盛りだくさんの月ですね。アイマス関係のイベントが3つに、アニソンセッションとライブが1つずつ。セッションのほうではアイマス曲2曲、ライブではアイマスコピバンをやったので、それを含めると5日間もアイマス関係のイベントがあったというアイマスづくしの月でした。
SSAの2つはどちらもライブビューイングで728プロのメンバー中心で見に行きました。今まで友人とアイマスライブを見に行ったことはありましたが、グループで行くのは初めてで、一緒に盛り上がったり、公演終了後みんなで感想を言い合うのも楽しかった。
どちらのライブも神戸公演に引き続いてサプライズゲストがあり、どちらも意外なメンバーでした。
特に2日目の早見沙織さん(高垣 楓役)の登場は予想してましたが、そのあと続けて東山奈央さん(川島瑞樹)が登場したのは本当に驚きました。
また5thライブのツアーも発表されたとのことなので、そちらには現地で参戦したいですね! (また多々買いが始まると思うと不安ですが 笑)
またいずれか余裕があるときに、アニミティーライブも含め、個別の振り返りでもしたいです。
30日のアニミティライブでは、ANIROCKXXX!!!と728PRO ALLSTARSの2バンドで出演させていただきました。
ANIROCKXXX!!!は90年代中心のアニソンコピバンで、メンバー全員男ということでスタジオからわいわいガヤガヤとすごい楽しかったです!
みんな熱いステージをしていて、僕も負けないよう熱いライブにしたいと張り切りまくってました。
728PRO ALLSTARSは、ついに実現したアイマスバンドでの初ライブでした。
アイマスPになってからずっとバンドでアイマスをしたくて、アニミティーでのアイマス曲やアイマスセッションをやって特に強くなってきていました。
728プロのメンバーのなかにもやりたい人がたくさんいて、そしてついにできるようになって、5.6月ぐらいから練習を重ねてきました。
ずっとアイマスセッションをやってきた728プロ一堂を含めた本当に信頼できるメンバーでバンドを組むことができたのが大きくて、みんなで目指す道や理想だったりを共有できたり、全く気を遣わなくても大丈夫だったり、僕の目指すバンドの理想系そのものでした。
たぶんこのバンドのことだけでも2~3記事ぐらいいってしまいそうです!笑
今のところ何も決まっていませんが、またいずれかこのメンバーでライブをしていきたいです!
~11月~
・13日 第20回アニミティー
この月は10月と打って変わってセッション1つのみでした。
しかし、12日には大事な試験があったり、そのあとは就活やら12月ライブの練習やらでこの月も忙しい印象に。
前半は試験対策&試験日の直後に初合わせのバンドがあったのでそれの練習、後半は第6回アイマスセッションや12月バンドに向けた練習でかなり忙しかった月でした。
~12月~
・3日 第6回 アイマスセッション
・10日 第21回 アニミティー
・18日 あにふぁず!「第1話」(よくみれば@)
・24日 第5回アニミティーライブ(俺物語ぼっ
ちクリスマス 其の七)
・30日 第6回アニミティーライブ(懐メロバン
ド)
この月もかなりイベント尽くしですね。セッションが2つにライブが3つ。さらに就活&12月と1月と4月バンド練もあってものすごい忙しい月だったと思います。
この月だけでも31曲あるという感じで、今見返してもいつの間に覚えたんだというぐらい感じで切羽つまってたんだろうなと思います。
10日のアニミティーではセッションでできるとは思っていなかったメルヘンデビューをすることが出来たり、「アイドル」として躍りながら歌ったり、ずっとやりたかったラブライブのsnow halationが出来たりいろいろさせていただきました。
特に、Jupiterのplanet scapeをしたのはいろいろ大きかったです。
もともとダンス未経験&苦手な僕ですが、振り付けしながら歌うというのは本当に大変だと実感致しました。
テンポもゆっくり目で振り付けがサビだけのplanet scapeでも苦労したのに、さらに激しい曲もあり、しかも他にも何曲もあるような公演をこなすアイマス関係のキャストのみなさんがいかにすごいか実感することができました。
またステージからの眺めで感動したり、ユニットでの練習等を通して少しだけステージに立つキャストの気持ちを味わえたのも嬉しかったです。
18日は約8ヶ月ぶりのよくみれば@のライブでした。
堺の三国が丘Fuzzでのライブということで少し遠くのライブでしたが、見に来てくださった方もいて本当に嬉しくて心強かったです!ありがとうございました!
24日のアニミティーライブでは念願だった物語シリーズのコピバンでのライブができました。そして人生初のコスプレにも挑戦致しました!笑
少しだけマイナーな曲もあったにもかかわらずみなさん盛り上げてくださって嬉しかったです。全然ぼっちなクリスマスイブじゃなかったです。本当に楽しいクリスマスでした!
29日のライブでは懐メロアニソンという名前の通り懐かしの90年代のアニソンメインのバンドで出演しました。
正統派であり、年代的にもキーボードメインの曲が多く、音作りがかなり大変でした。
でもその分理想に近づけた分嬉しくて、すごく気持ちが高ぶりながら演奏していました。
あとは大晦日~4日ぐらいまでほぼ毎日アニミティーメンバーで過ごしたりして、それも新鮮で楽しかったです。1月は他のライブで参加できなかったですが、また今年も合宿など楽しそうなことがたくさんありそうですし、お世話になります。
今年は既に1月にライブが3つあり、そのあとも2月にアイマスセッション、3月によくみれば@のライブ、4月にはアニミティーライブに畏れ多くも4バンド(仮)とかなりのバンドが充実しているような感じです。
また1月末の765のプロデューサーミーティングや、sideMの2ndライブ、ミリオンの武道館ライブ、そしてシンデレラの全国ツアーなどアイマス関連だけでも本当に充実した年になりそうです。
また今年から社会人ということで、これまで以上に大変になっていくとは思います。
この楽しいことを続けるためにもこの一年特に頑張っていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
第19回アニミティに参加してきました~
みなさんはいさーーい!!!
久しぶりの連日投稿です!笑
ということで、10月9日に第19回アニミティに参加させていただきました。
アイマスセッションからちょうど1週間後ということで、2週連続のセッション参加です!笑
今回僕は、次の4曲(うちアイマス曲2曲)に参加させていただきました。
・Endless story
・DISCOTHEQUE
・snow wings
・Brand New Day!
それぞれが本当にいい曲で、家で練習しているときからすごい楽しかったです!
それでは一曲ずつ振り返っていきます。
・Endless story(C3 シーキューブより)
この曲、アニミティでエントリーしてるのを聞いて初めて知ったのですが、イントロから本当に華やかで、初恋のようなドキドキする気持ちと、何故か切ない気持ちがいりまじったような雰囲気するような曲です。
この曲はピアノとストリングスがメインなのですが、今回は珍しく(?)ピアノパートを担当させていただきました!
ストリングスは静岡から来てくださったTK-Ⅲさんがしてくださり、東海方面のキーボードの方と初共演することできて嬉しかったです。
あとさなたんさんが、ゆかり王国民の法被をきているのは、びっくりしましたが、テンションあがりまくりました。
演奏しながら見てたのですが、本当に楽しそうに歌っていて、好きな気持ちが伝わってきました!
あとは、ベースのジョージさんと共演できたのも嬉しかったです!
ジョージさんのベースはホンマに熱くてかっこよくて、
曲中も何回もアイコンタクトや動きを合わせて下さって、ものすごいテンションが上がって、僕もいつも以上に激しい動きになってたと思います!笑
・DISCOTHEQUE(ロザリオとバンパイア CAPU2より)
聴いているだけで自然と身体が動き出すナンバー。
ベースの閣下から誘われて入ったのですが、この曲も練習しているときからステージに立つのが本当に楽しみでした!
実際にステージに立ってみると、本当に楽しすぎて、なんか3回ぐらいグリッサンドのときにターンしてました!笑
個人的にはブラスの音がうまく作れて嬉しかったです(*´-`)
・snow wings
4thライブの現地ででNG集合のサプライズを見ることができてから更に好きになった曲です。
ボーカルも3属性のイメージぴったりな3人が集まる豪華な感じになってました!
この曲はイントロが音数が多すぎる関係でめちゃくちゃ難しくて、どうしようか本当に迷いまくって、試行錯誤しまくりました。
その結果、シンセベルとエレピを混ぜて、左手でコード、右手でオクターブの高速移動でフレーズを弾くというなかなか難しい演奏ないようになってしまいました!笑
でも、自分の満足する音もできて、みなさんも気に入っていただけたみたいで嬉しかったです!
あと、Drのイカさんが本当にノリノリで、お互いにアイコンタクトするたびに、身体を揺らしまくって、お互いを煽りまくって(ちょっとミスったのは内緒ですw)、楽しかったです。
やっぱりそんだけお互いにこんなことできるドラムの人はなかなかいなくて、イカさんがドラムだと安心感がやっぱりすごいです。
728プロのライブでもよろしくお願いします!
・Brand New Day!!
曲順的にはアニミティ一発目でしたが、ラストに振り返ります。
アニミティのときにも言ったのですが、この曲は僕の担当アイドルの響ちゃんの曲で、このアニミティの次の日(10月10日)が響ちゃんの誕生日ということもありエントリーいたしました!
この曲は765のアニメ(通称アニマス)で初登場の曲で響ちゃんのソロ曲としては、3曲目になります。
響ちゃんのソロ曲はその前に2曲(Next lifeとTRIAL DANCE)ありましたが、そちらの2曲は響ちゃんのクールな一面、孤独にトップを目指す一面をフューチャーしたような曲です。
それに対し、今回のBrand New Day!!は響ちゃんの明るく前向きな一面、チャレンジしていく一面をフューチャーした曲です。
響ちゃんは、第一印象としては明るく前向きな印象が強いと思います。
しかし、その一方で寂しがり屋で、そういったことにも関わらず一人故郷の沖縄を離れ、厳しいアイドルの世界で生き抜いていく、そういった一面もあります。
この後者のイメージに近いのがNext lifeとTRIAL DANCEだと僕は思います。
それに対し、前者のイメージに近いのがBrand New Day!!だと思います。
響ちゃんの明るいイメージとクールなイメージ。色んな一面をみせる響ちゃんが好きで、どの曲も本当に大好きです。
でも、響ちゃんの誕生日を考えたとき、やっぱり太陽みたいな笑顔でみんなを照らしてくれて、元気を与えてくれる、そんなこの曲でお祝いしたいという気持ちが強く、この曲をリクエストしました。
この曲には、特に好きなフレーズがあります。
サビの「自分たちの未来は、負けたり、へこんだりしない。」という部分。
響ちゃんの一人称である「自分」という言葉が使われているところなのですが、
他のアイドルだったら、「へこんだりしても大丈夫」でもいけそうなフレーズを
「へこんだりしない。」と言い切ってるのが響ちゃんらしくてかっこいい。
それに、「自分」ではなく「自分たち」。
つまり仲間と共に明日に立ち向かっていける。そして負けない、そんな大きな自信をもつことができる。
昔は一人に孤独に戦ってきた響ちゃんが、
今は大切な仲間と共にトップを目指す。
響ちゃんの成長と共に、響ちゃんの真っ直ぐな一面が全面に出た、この歌が本当に大好きです。
そんな歌を、今までアニミティやアイマスセッションでお世話になったメンバーと共にできる。
これが本当に嬉しくて、この曲をしているときも、演奏が終わってからも、ずっとその幸せが続いていました。
また響ちゃんやアイマスのことを知らない人もいるにも関わらず、みなさんが響ちゃんの誕生日を一緒に祝ってくださったことは、本当に最高すぎました!!!!!!!
僕からは響ちゃんにしてあげられることはなかなかないけれど、これが僕ができる最大限の誕生日プレゼントだと、勝手に思っています!笑
あと去年の12月ぐらいから少しずついい始めてきた「はいさい!」がけっこう浸透してきたり、
シュリンプのスタッフさんに名前や、「アイマスの人」って覚えていただいてたのも嬉しかったりしました。
なかなか演奏自体はテンションが上がりまくりすぎて、なんかすごいことになってしまいましたが、本当に幸せでした。
また次は10月のアニミティライブですね!
2バンドとも頑張るぞー!!!